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2022.03.30
歯科ブログ

受付でよくご質問がある医療費控除について


医療費控除とは?

自分や家族の病気や怪我などにより医療費を支払った場合は、確定申告を行うことで一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。

医療費控除とは上限を200万円として、1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合、確定申告を行うことで超過分について所得控除を受けることができる制度です。所得控除とは、税金を計算する際に基準となる課税所得に含めなくてよいという仕組みです。医療費控除の申請をすれば所得税と住民税の一部が還付されるということです。歯科矯正の場合は、症状によりますがかなりの割合で医療費が10万円を超えることが考えられます。一年間で支払った医療費の総額が、ご家族で年間合計10万円を超える場合(または確定申告される方の合計取得金額の5%を超える場合)医療費控除を受けることができます。

矯正治療は対象になるの?

よくご質問をお受けするのですが、矯正歯科治療は医療費控除の対象になる場合があります。

美容目的の矯正治療は対象とならない場合がございますが、歯科医師が噛み合わせや歯列に問題があり改善が必要と判断した場合に適用となります。税務署によっては診断書が必要な場合がございますので、ご確認ください。

大人の矯正治療だけではなく、発達段階にある子供の矯正も対象になります。

※支払った医療費が医療費控除の対象になるかどうか詳しくは税務署で確認してください。

控除の対象になるものは?

検査料、診断料、矯正基本料金、処置料、通院費(公共交通機関のみ)

交通費の記録は忘れずに。

医療費控除のポイント

  • 家族の中で一番所得金額の多い人が医療費控除の申告をするとお得です。
  • 確定申告をしてない場合、申告をすることで医療費控除は最長5年前までさかのぼって受けることができます。
  • 治療は同じ年に家族でかかるとお得です。

当院でお願いしていること

お会計の際必ず領収書をお渡ししております。

一度発行した領収書は再発行できませんので、必ず大切に保管してください。

診断書が必要な場合お電話でかまいませんので早めに受付までお伝えください。

*詳しくはお近くの税務署までお問い合わせください。

参考までに国税庁 (https://www.nta.go.jp/)ホームページへ。

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