ブログ

2021.08.04
スタッフブログ

間違えない 矯正歯科医院の選び方


『矯正を始めよう!』と思ったときに悩むのが矯正歯科医院選びです。コンビニよりも歯科医院が多いと言われていますが、歯科医院を選ぶのはとても大変です。

矯正歯科に勤めて10年目の歯科衛生士Sが教える失敗しない矯正歯科医院の選び方。

5つのポイントをご紹介します。

1 認定医かどうか

まず矯正歯科を選ぶときに必ず確認していただきたいのが、矯正歯科を専門に行う歯科医師がどうかです。

私自身も、歯科医院に就職をする際には、必ず認定医かどうかを確認します。患者さんと向き合うときに自信をもって紹介できる医院というのはとても大切です。

2 装置の種類

最近は、矯正装置の種類が豊富にあります。

  • 表側矯正
  • 裏側矯正
  • ハーフリンガル矯正(上の歯が裏側・下の歯が表側)
  • マウスピース矯正
  • 部分矯正

これだけの種類があるなか、まず自分がどのような矯正装置を使いたいのか、使いたい装置があるのかどうか、とても重要になってきます。また装置によって向き不向きがあります。

1種類しか取り扱っていない病院や、無理に特定の種類の装置をオススメしてくる歯科医院は注意した方がよいです。

『仕事上見えるのはまずい』

『友人や家族にはバレたくない』

『費用をなるべく抑えたい』

患者さんからいろいろ不安に思っておられることをお聞きします。ライフスタイルに合わせて、装置を選択できるように複数取り扱っている歯科医院を選ぶことが大切です。

3 治療費

皆さんが特に気にしているポイントの一つだと思います。

矯正歯科は自費診療のため、歯科医院によって治療費が違います。

取り扱う矯正装置も異なり、同じ矯正装置を使用していても、医院ごとに治療方針が違うため、治療費が異なってきます。

参考までに治療費の相場があります。相場は、地域によっても変わってきますが

部分矯正は10万円~50万円、表側矯正は70万円~150万円、裏側矯正は100~150万円、 マウスピース矯正は80~140万円が相場です。

ただしこれらは患者さんのお口の中の状態、難易度によっても変わってきます。

歯を抜く必要がある人・抜かなくてもいい人・前歯のちょっとした段差を直したい人

個人差があるため、検査を行ったうえで明確な治療費を提示してくれる歯科医院を選ぶとよいです。

4 通いやすさ

矯正治療は月に一度通院が必要となります。

個人差はありますが、人によっては2・3年通う長期の治療となります。

自宅から近い、職場の近くといった立地的な通いやすさのほかに、

休診日が休みと被らない、土日もやっている、仕事終わりに行けるなど患者さんのライフスタイルに合った病院選びをしましょう。

5 先生の人柄・病院の雰囲気

治療中、気になることがあった時や心配なことがある時、気軽に質問できる先生かどうか、というのは個人的には一番大切かと思います。

人によって相性というのはあります。最終的には患者さんがストレスなく最後まで通院できる先生の人柄や、雰囲気が合う病院を選ぶとよいです。

まとめ

矯正治療は高いお買い物です。『矯正治療に失敗した。』『矯正を後悔している。』そう言った声がないように、少しでも矯正歯科医院を選ぶときの参考になればと思います。

戻る