2014年7月18日

副院長あいさつ

副院長あいさつ

目黒パークサイド矯正歯科の副院長、吉田智子です。
みなさまの矯正治療を行う私のことを少し知っていただけたらと思い、ごあいさつを書かせていただくこととなりました。

治療にあたっては、なるべくその方の気持ちに添えるように、コミュニケーションを大切にしています。まずは、患者さまを知ることから。患者さまのライフスタイルなどを知った上で、一緒に楽しく矯正期間を過ごしていければと思っています。

また、治療が終わったあとも「一生大事にしたい」と思っていただけるような歯並びを提供したいと考えております。これからも、患者さまがよい歯並びでよい人生を過ごすお手伝いをしてまいります。

矯正との出会い

副院長あいさつ初めて矯正と出会ったのは、私が小学生のときでした。私のそのときの歯並びは、左右とも典型的な八重歯!顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪く、犬歯が生えてくるスペースがまったくありませんでした。

幸いにも伯母が矯正医で、母に連れられて伯母の矯正歯科医院を受診しました。歯並びの悪さに早く気がついたため、とても早くよい歯並びを得られました。その後、鶴見大学歯学部歯学科に入学。歯並びを治してくれた伯母に憧れ、将来は絶対に伯母と同じ矯正医になる!と堅く思うようになりました。

卒業と同時に、大学の矯正科に入局。そこでも多くの先生方にご指導いただき、矯正を愛情を持って、とても厳しく教えていただきました。OB、OGの先生方の矯正治療を専門に行う歯科医院でも勤務させていただき、多くのことを吸収しながら、多くの患者さまを治療させていただきました。また多くの先生方から、基本の大事さと常に学び続けることの大切さを学びました。

伯母は矯正医としていつも新しい技術や知識を取り入れるために、学会に熱心に参加していました。また、患者さまにも信頼され、いつも笑顔でやさしい先生でした。そんな伯母を目標に、いつか追いつけるようにと努力しています。

みなさまに、お伝えしたいいくつかのこと

【1】お子さまの歯並びを見てあげてください副院長あいさつ
自分の経験からも、子どものときに矯正相談をする大切さを痛感しました。まず保護者の方がお子さまのお口を見てあげてください。

実際私も、自分ではわからず母に連れられて矯正歯科を受診しました。今思うことは、子どもの頃母が歯並びを気にしてくれたおかげで今の歯並びが得られたことです。このことはお子さまにすぐに伝わらないかもしれませんが、必ず感謝するときが来ます。私もそうでしたから。

【2】大人になっても矯正はできます副院長あいさつ
私が治療させていただいてきた大人の患者さまは、ずっと歯並びを気にされていて来院された方が多くいらっしゃいます。治療でお付き合いさせていただく中で、今までの色々な思いを聞かせていただきました。

その中でも多かったのが「歯並びが悪いと、どうしても自信が持てず、性格にも仕事にも影響してしまう」とおっしゃる方でした。治療を終え、歯並びがきれいになったことで笑顔に自信ができ、自然とそのほかのことにも積極的になれ、とてもよかったと言われる方も多かったのです。

大人の方は目的意識がはっきりしていますので、治療も積極的でスムーズに行えます。また、男性のドクターに歯並びを見せるのは少し...と思われる方や、女性でないとわかってもらえないかな?とお考えの方などには、女性の立場でご相談に乗れたらと思っております。

【3】治療中の方へ副院長あいさつ
矯正治療は2年ぐらいと、虫歯の治療に比べて長いお付き合いとなります。治療に通っていただく時間を癒しの時間として有意義に過ごしていただけるよう、女性ならではの視点から、心やすらぐ癒しの空間を提供させていただいております。

・待合室は家のリビングのような落ち着いた雰囲気で、また、ミネラルウォーターサーバーもご用意しておりますので、ゆっくりおくつろぎください。
・院内は超音波式のアロマで素敵な香りがあふれ、リラックスしていただけます。
・エアコンの効いた室内は乾燥しがちですが、女性のお肌にとても効果的なナノ加湿器を稼動。潤いがあり、乾燥とは無縁の空間となっています。
・ボサノバをはじめ、主にヒーリング音楽をセレクトして流しています。

【4】最後に副院長あいさつ
治療が終わって装置を外した日、きれいな歯並びを見たときに患者さまが見せてくださる笑顔。このときのために毎日頑張っているような気がします。また、この感動と喜びの時間を共有させていただけるこの仕事の素晴らしさ。本当に、この仕事を選んだことに間違いはなかったと思います。

私はいつも、患者さまの喜ぶ笑顔を見ながら「本当によく頑張ってくださいました。お疲れさまでした」と思いながら、嬉しくなり笑顔がこぼれてしまいます。

きれいな歯並びになって思いっきり笑いたい、自信を持って話したい、子どもたちに素敵な未来をプレゼントしたい、そのようなみなさまの想いを現実にするための矯正治療を一緒に考え、実現するためのお手伝いをさせていただきたいと思っております。

副院長経歴

副院長あいさつ【経歴】
東京都目黒区で生まれる
鶴見大学歯学部歯学科卒業
鶴見大学歯学部矯正科入局 診療科助手
日本矯正歯科学会 認定医
目黒パークサイド矯正歯科副院長

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正学会
鶴見歯科学会

院長あいさつ

院長あいさつ

このたびは当院のホームページを訪れていただき、誠にありがとうございます。
目黒パークサイド矯正歯科の院長、吉田健です。

目黒パークサイド矯正歯科は、矯正歯科治療を専門に行う医院として常に高い技術で高度な治療を提供できるよう、日々トレーニングを受け、技術の研鑽に励んでおります。また、安心して治療を受けていただくために、院内設備にもこだわっています。

矯正治療は、歯並びを整えてよい咬み合わせを作るのはもちろんですが、治療が進み、きれいな歯並びになることで、より積極的により明るく変わられる患者さまの姿をよくお見かけします。そのような姿を見せていただくたび、矯正治療が歯並び、咬み合わせをよくすること以上にお役に立てていることを実感し、嬉しく思います。

スタッフ一同、すべての患者さまが笑顔で「ここで矯正をして本当によかった」と思っていただけるような雰囲気づくりを心がけています。お気軽にお越しください。

患者さまのための矯正治療

院長あいさつ当然のことなのですが、目黒パークサイド矯正歯科では、"矯正治療のために患者さまがいるのではなく、患者さまのために矯正治療がある"。この当たり前のことを本当に大切にしています。

院長も副院長も、厳しい恩師のもとで矯正治療を学んできました。おかげで、誰にも負けない技術は持っていると自負しています。しかし、技術だけでは治療はできないこともよく知っています。

矯正治療は、虫歯の治療とは異なり、1年半、2年と時間がかかるため、その間安心して任せられる信頼感こそ大切だと思います。

何でも話せる、何でも聞ける

院長あいさつ当院では、スタッフも積極的にみなさまとお話しさせていただいています。受付・治療中に楽しく会話ができるのは、目黒パークサイド矯正歯科の特徴かもしれません。私たちもみなさまから色々なお話を聞けることが本当に楽しみで、つい話に夢中になってしまうこともあります。しかしこのような関係がとても大切だと思っており、"何でも話せる、何でも聞ける"ことが、信頼し、安心して治療を受けられることにつながると信じています。

ゴールは患者さまの幸せです

院長あいさつ治療のゴールを決める上でも「患者さまが一番幸せになれる治療をする」というコンセプトは重要です。矯正治療では、実はゴールも治療方法も1つではありません。

こんなことを書くと不安に思われるかもしれませんが、たとえば、私たちから見て「出っ歯かな」と思われる患者さまがいらっしゃったとします。でもその患者さまは、前歯のすき間が気になるとのことで、出っ歯についてはまったく気にならないとします。そうすると、その患者さまにとって、たとえば、歯を抜いて前歯を後ろに入れる治療は必要なく、前歯のすき間を治す治療だけでよいわけです。

しかし、ほとんど同じような歯並びの患者さまが出っ歯を気にされて来院されれば、歯を抜いて前歯を引っ込める治療が必要になるかもしれません。

このように、患者さまが何を気にされているのかが一番重要となってきます。ですからゴールも変わってきますし、治療方法も変わってきます。まずは、ご本人さまの希望が最優先です。一番治したいところを治す。これがスタートです。もちろん顎関節も含め、すべての状態をお伝えし、治すべきところもすべてお話しします。その上で、どこまで治すか、何を治すかを相談して決めます。

矯正についての質問だけでも歓迎します。どうぞ、お気軽に来院してください。

院長経歴

院長あいさつ【経歴】
東京都目黒区で生まれる
1990年 電気通信大学大学院前期博士課程修了
1990年 鶴見大学歯学部歯学科第二学年に編入
1995年 鶴見大学歯学部卒業、歯科医師免許取得
1995年 鶴見大学歯学部矯正科入局 診療科助手
     日本矯正歯科学会認定医取得、歯学博士取得
2001年 日本矯正歯科学会 認定医取得
2004年 歯学博士号 取得
2008年 目黒パークサイド矯正歯科開業

【所属学会】
日本矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会
日本口蓋裂学会
東京矯正歯科学会
鶴見歯科学会

出っ歯、すきっ歯、八重歯、受け口... あなたの歯並びはどれ?

矯正治療と言っても、そのタイプによって治療方法や治療期間はさまざまです。あなたの歯並びはどれでしょうか。ぜひ、チェックしてみてください。

あなたの歯並びはどれ?

歯並びには色々なタイプがありますが、どのような歯並びでも当院では患者さまの状況に合わせた治療方法をご提案します。

ここでは一般的な歯並びのタイプとその特徴についてご紹介します。一口に歯並びが悪いと言ってもさまざまな症状があります。まずは以下を参考にご自身の歯並びをチェックしましょう。

不正咬合の主な例

叢生(歯がデコボコしている)不正咬合の主な例
歯がデコボコに生えている乱ぐい歯と呼ばれる歯並びです。八重歯もこの一種です。歯と顎の大きさのバランスが悪いことが原因ですが、歯が重なってデコボコになっているので、歯磨きが十分にできず、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

反対咬合(下顎が前に出ている)不正咬合の主な例
いわゆる「受け口」のことですが、原因は遺伝的な要因や幼少期の上唇を咬むクセなどが考えられます。受け口のまま成長すると、うまく言葉が発音できなかったり咀しゃくがしづらくなったりします。そのため、通常の生活に支障をきたす恐れがあります。

上顎前突(上顎が前に出ている)不正咬合の主な例
いわゆる「出っ歯」のことです。前歯や上顎が異常に発達したり、下顎が十分に成長しなかったりする場合にみられます。幼少期の指しゃぶりや、舌を突き出して飲み込むクセが原因の場合もあります。また、成長期に鼻や喉の病気で十分に鼻呼吸ができないためになることもあります。

過蓋咬合(咬み合わせが深い)不正咬合の主な例
通常、上下の歯を咬み合わせた状態で口を開くと、下の歯が4分の3ほど見えています。それ以上歯が隠れている場合は、咬み合わせが深い状態だと言えるでしょう。原因としては、乳歯を早くに失ってしまったり、奥歯の欠損をそのまま放置しておいたりすることなどが考えられます。

開咬(前歯が閉じられない)不正咬合の主な例
開咬も出っ歯同様、指しゃぶりや舌を突き出すクセ、口呼吸の習慣などが原因で起こります。前歯が閉じられないので、食事がうまく食べられず、息が漏れて上手に発音できないなどの不自由を感じることがあります。

すきっ歯(歯と歯のすき間が開いている)不正咬合の主な例
歯と顎のバランスが違うときや、永久歯の数が足りないときに起こる症状です。見た目もよくありませんが、歯と歯の間から息が漏れてうまく言葉が発音できないというのが一番の問題です。

偏位咬合(咬み合わせがゆがんでいる)
上顎の歯列と下顎の歯列が、横に大きくずれている状態です。左右の歯並びが非対称で、上下の咬み合わせも合っていません。

鋏状咬合(奥歯が咬み合わない)
上の奥歯が外側に出て、下の奥歯が内側に入り込み、上下の奥歯がしっかり咬み合わない状態です。咬み合わせが安定しないので食事がしづらいなどの問題がありますが、奥歯のため、自覚症状がない方もいらっしゃいます。

交叉咬合(上下の歯列が交叉している)不正咬合の主な例
上下の歯列が咬み合わせたときにどこかで交叉し、咬み合わせが逆転している状態です。交叉する場所は1つとは限らず、複数ヶ所のこともあります。交叉咬合の場合は、部分的な反対咬合を伴うこともあります。

切端咬合(上下の切歯の先端がぶつかっている)
上下の切歯の先端がぶつかっている状態です。歯の先端同士がぶつかっているので、下顎の前歯の先に大きな負担がかかり、前歯の先がすり減ったり欠けたりすることがあります。

お勧めの矯正治療

患者さまのライフスタイルに合わせた矯正治療をご提案します。どんなことでもお気軽にご相談ください。

お勧めの矯正治療

結婚式や入学式など、人生の節目を迎えるにあたって矯正治療を考える方は少なくありません。また、矯正治療を始めたくても引っ越しや転勤があるかもしれないので治療に踏み切れない、という方もいらっしゃるでしょう。

当院では、これまでさまざまな事情を抱えた患者さまのご相談を受けてきました。ここでは、そんなお悩みを解決する方法をほんの一部ですがご紹介します。

結婚式までに歯並びをキレイにしたいお勧めの矯正治療
人生の晴れの舞台をきれいな歯で迎えたいというのは、女性ならどなたでも感じることでしょう。そのため、結婚すると決まればすぐにでも矯正を始めていただきたいのですが、たとえ式までに治療が終わらなくてもご心配ありません。

時間的に間に合わない場合は、目立つ前歯部を優先的に治療し、装置の実費分のみご負担いただきますが、一度装置を外して式後に再開することも可能です。追加の費用などはいただきませんので、ご安心ください。
※結婚式当日用のマウスピースもあります。

引っ越しをするかもしれないお勧めの矯正治療
治療中に引っ越す可能性がある方は、矯正するのをためらわれるでしょう。担当医が変わることに不安を感じる方もいらっしゃると思います。

当院の場合、仲間の矯正医が全国で活躍していますので、きちんと検査結果や治療内容を引き継ぐことができます。また、電話などで詳細に打ち合わせをしますので、たとえ引っ越しをする場合でも安心して治療を続けていただけます。

妊娠を予定しているお勧めの矯正治療
もちろん、妊娠中でも矯正治療をすることは可能です。ただし、矯正治療を始める前に抜歯や薬の処方、レントゲン撮影などが必要な場合は、できれば妊娠前に済ませておきたいところです。また、出産前後は通院が難しくなります。そのため、その間は治療を休むなど、できる限り負担を抑えるように最適な治療計画をご提案します。

こんな職業の方も矯正治療に取り組んでいます

会社の受付、ホテルのフロントオススメの矯正治療
人前に立つ仕事の方でも、裏側矯正(舌側矯正)だと気づかれる心配はありません。また、日本では見た目の問題から矯正装置を嫌う方が多いですが、海外からのお客さまが多い職場では表側の矯正でも特に気にする必要はないでしょう。目立ちにくい透明や白色のブラケットもご用意しています。

キャビンアテンダント(CA)
航空会社によって矯正治療に関する規定は違うようですが、裏側矯正(舌側矯正)だと認められている場合が多いようです。上顎を裏側矯正(舌側矯正)、目立ちにくい下顎を表側矯正(唇側矯正)にするハーフリンガルでもよいという会社もあります。診断書の提出が必要な場合は、お気軽にご相談ください。

楽器演奏者オススメの矯正治療
楽器演奏者の場合は楽器の種類によって、またアンブッシャーができているベテランか初心者かによってご提案する矯正装置は違ってきます。ベテランであれば、金管・木管どちらの楽器でも、装置を選びません。初心者の場合、金管はリンガル、木管は口唇を巻き込む楽器によりますが、クラリネット・フルートは下がリンガル、ダブルサードは上下ともリンガルをお勧めします。

顎関節症

矯正治療は、単に歯並びをよくすればいいというわけではありません。顎の関節の位置と咬み合わせを考慮してこそ、効果的な矯正治療ができるのです。

顎関節症

顎関節症になると、口を開けるたびに音がしたり、口そのものが開けづらくなったりするといった症状がみられます。そのような症状がある場合は、顎関節症の可能性を疑ってみてもよいでしょう。

顎関節症になると、顎の関節だけでなく顎周辺の筋肉に無理な負担がかかります。原因としては、姿勢の悪さやうつぶせ寝、頬杖などのクセ、食いしばりや歯ぎしり、日々のストレスなどが考えられますが、顎を強く打つような外傷でも発症します。

顎関節症でお悩みの方、咬み合わせが原因で矯正治療がうまくいかない方は、ぜひ当院にご相談ください。当院では「ロスフィロソフィー」を実践し、顎のずれを改善したあとに矯正治療を行っています。

顎関節症の治療法

顎関節症の治療法顎関節症の疑いがある患者さまに対しては顎関節を詳細に診査・診断し、患者さま一人ひとりに合わせた治療方針をご説明します。多くの場合、マウスピースを使った治療を行いますが、一時的に痛みを抑えるための鎮痛剤を服用していただくこともあります。また、治療は口腔外科医と連携して行います。

唾液検査について

唾液の状態は虫歯と密接に関わりがあることをご存知ですか?当院では専用機器を使って唾液を検査し、虫歯のリスクを測定します。

唾液検査

あまり歯をしっかり磨かないのに虫歯にならない人がいたり、一所懸命歯磨きしているのに虫歯になりやすいって悩んでいる人がいたりしますよね。

実は、唾液が影響しています。
唾液が?って思いますよね。

唾液は、いろいろな虫歯を防ぐ作用を持っているのですが、その中でも優れているのが酸を中和してしまう能力です。虫歯は、細菌が作り出す酸で歯が溶かされて進んでいくのですが、唾液はその酸を中和してしまいます。細菌がいくら酸を作っても、中和してしまえば虫歯を予防できるのです。

虫歯になりやすいのかなりにくいのか、唾液検査で簡単に正確にわかります。一度、検査をしてみませんか?

虫歯になりやすいかなりにくいかは、唾液だけではなく、お口の中の環境、生活習慣なども影響します。お口の中の細菌の状態も含めて検査し、患者さまが虫歯を予防するためのプログラムを作ります。

当院で矯正治療を始める方は、検査の中に含まれています。プログラムを作成してから、治療を始めます。矯正治療を予定していない方でも、また、ほかの歯科医院で装置を入れているけど心配だな、と思われている方でも検査はできます。

検査の流れ

検査の流れ【STEP1】唾液を摂取し、量と質を調べます。
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【STEP2】「チェックバフ」に滴下し、唾液緩衝能(酸性に偏った口腔内を中性に戻す力)を調べます。
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【STEP3】専用培養器にて、2種類の細菌を培養します。
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【STEP4】ミュータンス菌を培養します。
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【STEP5】ラクトバチラス菌を培養します。

検査の流れ当院では、唾液検査キット「Dentocult」を使用しています。このキットは、WHOの疫学調査で使用されているほか、予防歯科医療の進んだ欧米の多くの大学、公的機関、そして日本の多くの大学でも導入されている、世界標準の検査キットです。世界標準で分析した検査結果が得られます。

検査の前に気をつけること
・検査の1時間以内に飲食や喫煙をしないこと
・歯磨きは1時間前までにすること
・検査の12時間以内に、マウスウォッシュなどのアルコールを含んだ洗口液で口をゆすがないこと
・風邪などで病院から薬などをもらっている人は検査ができるか必ず確認すること

ホワイトニングとは?

歯は毎日きちんと磨いても、どうしても落としきれない黄ばみが残ってしまいます。その汚れを専用の薬剤で落とすのがホワイトニングです。

ホワイトニング

「歯の黄ばみや着色が気になる」
「大事な結婚式までに、白い歯にできるでしょうか?」
「ホワイトニングって歯を削るの?」

こんな疑問や悩みをお持ちの方は、ぜひご相談ください。

以前までは、歯を白くするために歯を削って白い歯を被せたり、付け爪のようなものを歯の表面に貼ったりする方法しかありませんでした。現在では加齢、生活習慣、遺伝などが原因で黄ばんだ歯を、いわゆる漂白剤を使用して白くできるようになりました。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングの種類ホワイトニングには2種類あり、医院で一度に白くする「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。

オフィスホワイトニング
歯科医院で受けるホワイトニングです。クリーニングも含め、2時間ほどでまっ白な歯を手に入れることができます。

ホームホワイトニング
患者さまごとにマウスピースを作成し、そこに薬剤を流し込んでご自宅で装着するホワイトニングです。個人差はありますが2~3週間で白くなります。

ホワイトニングQ&A

Q. 本当に白くなるのですか?
A. なります。時々、ホワイトニングを受けると自分の歯が真っ白いお皿のようになると思い込んでいる方がいますが、ホワイトニングで得られる歯の白さはあくまでもその方の歯の色合いから徐々に白くなりますので、真っ白にならない方も多いです。

ホワイトニングQ&A次へホワイトニングQ&A

Q. ホワイトニングって本当に安全ですか?
A. ホワイトニングは、さまざまな大学や研究期間の発表により「歯にダメージを与えない方法」としてその安全性が確立されています。

ホワイトニング剤の主成分は過酸化水素、過酸化尿素であり、米国食品医薬品局(FDA)でも成分の安全性を保障しています。ほかの副成分も食品添加物や化粧品の許可番号を得たものなど、安全な原材料を使用しています。

Q. まだまだ不安がいっぱいあって...、もっと色々聞きたいんだけど?
A. お任せください。その他不安なことも担当医がきっちりご質問にお答えしますので、一度ご連絡ください。

矯正治療に使用する装置

当院ではカウンセリングを通じて、患者さまの状況に合わせた最適な矯正装置をご提案しています。

リンガルブラケット(裏側矯正(舌側矯正)装置)矯正装置
上下とも歯の裏側に装置をつけて治療する方法です。装置を裏側につけるため、表から装置は見えません。仕事柄、装置が見えてしまうと困る方や、ほかの人に装置をつけていることを知られたくない方に最適です。


ラビオリンガルブラケット矯正装置
上顎の装置は裏側に、下顎の装置は表側につけて治療する方法です。
普通に話をしているとき、上の前歯は見えやすいのですが、下顎の前歯は唇に隠れて見えないことが多いのです。ですので、見えやすい上顎の装置を裏側につけることで他人から装置が見えることがなく、唇で隠れて見えにくい下顎の装置を表側につけることで、舌が装置にあたって違和感が出ることがなく、より快適に治療できます。

ラビアルブラケット(表側矯正(唇側矯正)装置)矯正装置
当院で使用する表側矯正(唇側矯正)の装置は、全体が透明な素材で作られ、目立ちにくいブラケットを使用しています。

マウスピース型矯正装置(クリアアライナー)矯正装置
ご自身で取り外しできる透明なマウスピースを使用する治療方法です。睡眠時間を含め、1日17時間は必ず装着する必要があります。装置の能力に限界があるため、難しい症例には使用できないこともあります。

拡大床矯正装置
顎を拡げて永久歯が並ぶすき間を作るための装置です。
この装置の大きな特徴は、自分で付け外しができることです。食事や歯磨きのときも外せるので、食べていけないものはなく、歯磨きも普通にできるため、使用がとても簡単で、虫歯になる心配もありません。使う時間も寝ているときがメインで、学校につけていく必要もないので、友達に装置を見られる心配もありません。

●拡大床の使い方
【STEP1】1週間に一度、保護者の方に90度ネジを回していただきます。90度回転させると、横に0.25mm広がります。この状態で装置を入れると、少しきついかな?と感じるぐらいです。そのまま1週間使います。
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【STEP2】1週間後、再度90度ネジを回転させて広げます。
次へ
【STEP3】この繰り返しで、少しずつ歯並びを拡げていきます。

遠心移動用床矯正装置
上の奥歯(6歳臼歯)を後ろに動かす装置です。後ろに動かすことで、奥歯の咬み合わせをよくすることと、横にすき間ができるため、永久歯が生えるスペースができます。12歳臼歯が生えてきてしまうと動かすことができなくなるため、6~7歳から使い始めるととても有効です。
この装置も拡大床と同じで、ご自身で着脱が可能です。また、ネジを1週間に一度回していただきます。

リンガルアーチ矯正装置
歯の裏側につける固定式の装置です。奥歯に、金属の輪(バンド)を固定します。
左右のバンドを歯の裏側を通るワイヤーでつなぎ、そのワイヤーに細いスプリングをつけて後ろから歯を押します。内側に生えてきた歯を外に出したり、斜めに生えてきた歯を起こしたりするときに使います。

歯科矯正用アンカースクリュー矯正装置
成人矯正の際、必要に応じて、またはご希望に応じて使用します。歯を動かす際の土台(アンカー)として、小さなピンを使用します。施術は、麻酔を表面に少しするだけで、簡単に終了します。その日から治療に使用できます。


保定装置矯正装置
ワイヤーを用いた治療が終了したあとに使用します。矯正治療終了直後の歯は、もとに戻ろうとする傾向が強いため、この装置を使用して安定させます。治療後半年は、透明なクリアアライナーと保定装置を併用します。その後、就寝時のみ使用していただきます。安定が確認でき次第、使用頻度を減らしていきます。


マウスピースを使う矯正

歯列不正が軽度の場合はマウスピース矯正がお勧めです。取り外しができるので、汚れを残さず食事や歯磨きができます。

マウスピースを使う矯正

「ワイヤーの治療はいやだけど歯並びはきれいにしたい!」と思われているのならば、マウスピースを使用した矯正をお勧めします。透明な樹脂製のマウスピースを自分で付け外しして治していく方法です。

食事や歯磨きのときに装置を外せるので、食事における支障はなく、歯磨きも普通にできるので簡単ですし、虫歯の心配もありません。

マウスピースを使用した治療は次のように進んでいきます。

マウスピースを使った矯正治療の流れ

マウスピースを使った矯正治療の流れ【STEP1】歯型をとります。
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【STEP2】模型の歯を動かしたい方向に少し動かして装置を作ります。
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【STEP3】装置を使用して歯を動かしていきます。睡眠時間も入れて1日17時間以上使用します。
次へ
【STEP4】3週間で予定分、歯が移動します。
次へ
【STEP5】再び、歯型をとります。
次へ
【STEP6】STEP2~5を繰り返します。

このように、3週間ごとに歯型をとって予測模型(歯を動かした模型)を作り、装置を作ることの繰り返しで、歯を少しずつ動かしていきます。

当院では、毎回歯型をとるマウスピース型矯正装置(クリアアライナー)を主に使用しています。

マウスピース矯正のメリット、デメリット

外せる目立たない矯正比較的軽度な治療で使用することは可能です。何より、ご自身で着脱し、1日17時間以上の使用を要求されるので、強い意志を持って使用できる方でないと、治療を終えることができません。

<マウスピース矯正のメリット>
・自分で着脱できる
・歯磨きが簡単
・装置がまったくついていない状態で食事ができる
・比較的、装置が目立ちにくい

<マウスピース矯正のデメリット>
・必ず、1日17時間以上、ご自身の意思で使用しなければならない
・歯を動かす能力がワイヤー治療に比べると大きく劣り、簡単な症例に限られる
・間食も含め、飲食のたびに装置を外し、歯磨きをして装着しないといけない
・上下の歯の間にマウスピースが介在するため、顎の位置が不安定になることがある
・1日17時間以上装置が使用できないと、動いた歯が戻り治療が進まない

マウスピース矯正装置の違い

マウスピース型矯正装置(クリアアライナー)とマウスピース型矯正装置(インビザライン)
の違い
マウスピース矯正装置
2つのマウスピース型矯正装置には違いがあります。
マウスピース型矯正装置(クリアアライナー)は治療ステップごとに歯型をとり、その歯型をもとに装置を製作します。一方、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、治療の開始時に歯型をとり、コンピュータで歯の動きを予測して各ステップの装置を最終的なものまですべてを一度に製作します。当院では、安心して、高い精度で治療ができるマウスピース型矯正装置(クリアアライナー)を主にお勧めしています。

<マウスピース型矯正装置(クリアアライナー)のメリット>
・来院ごとに装置の適合を確認でき、きめ細やかな治療ができる
・費用が比較的安価
・治療途中で使用できない期間があっても、歯形をとり治療を再開できるので、追加の費用がかからない
・歯の形が変わっても、歯形をとり直して装置を製作できるので、矯正治療中の虫歯の治療、被せ物の変更などが問題なくできる
・毎回歯型をとるため、歯肉の変化に対応でき、歯肉を覆う装置を製作することができ、装着感も見た目も良い

<マウスピース型矯正装置(クリアアライナー)のデメリット>
・毎回歯型をとる必要がある
・歯型をとる際に、都度来院する必要がある

<マウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリット>
・歯型をとるのが最初の一度だけでよい
・来院間隔をあけることができる

<マウスピース型矯正装置(インビザライン)のデメリット>
・来院間隔があいた際に、装置の適合が患者さま任せとなってしまう
・費用が高価
・治療途中で使用できない期間があると歯が最初に想定した動きから外れるため、初めに製作した装置はすべて使用できなくなり作り直しとなるため追加の費用が生じる
・歯の形が変わると装置が入らなくなるため、途中で虫歯の治療、被せ物の変更などができない
・コンピュータの予測に限界があり、歯肉の変化までは予測しきれず、歯肉を覆うことができないため装着感があまりよくない

※マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、海外で制作されるため、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用救済制度の対象外となる場合があります。


装置が見えてしまうことが気になるあなたへ

通常、矯正装置は表側につけるものですが、裏側矯正(舌側矯正)は矯正装置を歯の裏側につける治療方法です。周りに矯正中と気づかれにくいため、口元の美しさを気にする患者さまに人気です。

裏側矯正(舌側矯正)

歯並びや口元が気になってきれいにしたいのに「表側に装置をつけ、さらに口元を気にしながら過ごすのはとてもいや」と思われるお気持ちや「お客さんと接する仕事なので装置が見えてしまうと困る」といった事情は当然だと思います。

そのよう方には、裏側矯正(舌側矯正)治療をお勧めします。歯の裏側に装置をつけて治療をするため、表からは見えず、ほかの人に気づかれることなく治療ができます。

このような方にお勧めです

裏側矯正(舌側矯正)●お仕事柄装置が見えては困る方

●装置が見えることで矯正治療をあきらめていた方

●前歯が目立つ方
出っ歯の方が歯の表面に装置をつけると、装置の厚み分、唇がさらに出て、出っ歯を強調してしまいます。また、唇が表面の装置にひっかかり唇が閉じにくくなりますが、裏側矯正(舌側矯正)ではそのような心配はありません。

●結婚式などのイベントを控えている方
結婚式、成人式、卒業式など、人生の大きなイベントを控えている方にお勧めです。ずっと思い出に残るイベントに矯正装置をつけたままでは...と思われるのは当然です。裏側矯正(舌側矯正)であれば、装置をつけたままでもほかの人に気づかれるような心配はありません。裏側矯正(舌側矯正)の大きなメリットです。

●治療中にホワイトニングを希望される方
初めはそれほど気にならなかったのに、歯がきれいに並んでくるとだんだん歯の色が気になってくる方がいらっしゃいます。また、結婚式を控えているからと、治療の途中でホワイトニングを希望される方もいらっしゃいます。裏側矯正(舌側矯正)では治療中にホワイトニングが可能です。

裏側矯正(舌側矯正)のメリット・デメリット

メリット裏側矯正(舌側矯正)のメリット・デメリット
【1】装置が表から見えないため、見えることによるストレスがない

【2】矯正中のカリエスのリスクが低い
歯の表面の最も硬いエナメル質の層が歯の表側に比べて裏側のほうが厚く、虫歯に対する耐性が強いことに加えて、歯の裏側は常に唾液が流れているため虫歯菌の出す酸を流してしまいやすいこと、そして唾液は酸の中和もするため、虫歯になりにくい状態にあります。

しかし、もちろん歯磨きをしなければ虫歯になりますし、歯肉が腫れてしまうこともありますので、当院では必ず歯磨きのトレーニングをしていただき、きちんと磨けるように頑張っていただきます。

【3】装置に唇がひっかかり閉じにくいことがない
表側の矯正の場合、唇が装置にひっかかり、閉じにくいことが起ります。特に出っ歯の方は、装置がない状態でも唇を閉じにくいことがあるかと思いますが、そこに装置がつくことでさらに閉じにくくなります。場合によっては毎回指で唇を戻さないといけないことも起こります。その点、裏側矯正(舌側矯正)では歯の表側に邪魔になるものがないため、快適に過ごしていただけます。

【4】装置がつくことで唇が出っ張ることがない
昔に比べれば装置は小さくなり影響は少なくなってきましたが、それでも唇は装置の厚み分、出っ張ります。裏側矯正(舌側矯正)の場合はその心配はまったくありません。

【5】食後、装置に食べ物がからまっているところを他人に見られることがない
これは表側矯正(唇側矯正)でも裏側矯正(舌側矯正)でもそうですが、野菜やわかめなど繊維性の食べ物を摂取した直後、食べ物が装置やワイヤーにからまることがあります。

歯磨きをすればきれいになりますが、ほかの人と食事をされているとき、表側に装置をつけていると、その状態を見られてしまいます。裏側の場合は他人に見られることはなく、その後歯磨きをされれば大丈夫です。

デメリット裏側矯正(舌側矯正)のメリット・デメリット
【1】舌に違和感がある
装置を歯の裏側につけるため、慣れるまではどうしても舌に違和感が出ます。現在は、小型化された装置、装置を覆う(カバー)で違和感を軽減する方法があります。

時間とともに確実に慣れてはきますが、敏感な方にはラビオリンガルをお勧めしています。目につきやすい上顎の装置は裏側に装着し、舌が違和感を覚える下顎の装置を表側につけることで、舌の違和感は軽減されます。ほとんどの方は下顎の歯が唇に隠れて表から見えませんので、審美的にも問題ありません。

【2】発音しにくい
今では装置の改良が進み、皆さんが思われている以上に影響は出にくくなっています。

また、キャビンアテンダント、芸能人、店員さんなど、積極的に話さなければならない方の方がより早く慣れます。ただ、銀行員の方など、電話で数字のやり取りをされるような方の場合は慣れれば大丈夫ですが、当初は少し聞き取りにくいことがあります。そのような方は、ラビオリンガルにすることで、ほとんど問題は出なくなります。

【3】歯磨きが難しい
装置が見えない分、歯磨きは、慣れるまでは難しいかもしれません。しかし当院では、じっくり歯磨き指導を行うため心配ありません。

【4】表側矯正(唇側矯正)より費用が高め
歯の表側はどんな歯もそれほど形に差がなくつるっとしていますが、歯の裏側は、表側に比べてきわめて複雑で、歯の種類による差、個人差がものすごくあります。ですので、どなたにでも同じ装置で治療、というわけにはいきません。

精度の高い治療をするためには、個人個人の歯の形に合わせた装置をオーダーメード(インダイレクトボンディングシステム)で作る必要があります。その費用がかかることと高度な技術が必要であることから、技術料も高くなります。

●インダイレクトボンディングシステム(I.D.B)
インダイレクトボンディングシステムとは、治療が完了した理想的な歯並び(セットアップ模型)を作り、その歯並びを実現するのに最適なポジションにブラケットを極高精度に装着するシステムです。



成人矯正を検討される方へ

大人になってからでも矯正治療は十分できます。最近は結婚や就職など、人生の節目で矯正される方もたくさんいらっしゃいます。

成人矯正

もし「歯並びがずっと気になっていたけど、年齢的に今からではもう無理なのかな」「小・中学生ぐらいでないと歯は動かないから」などと思っているのでしたら、それは違います。矯正治療は、何歳でもできます。長い間歯並びが気になっていてもなかなか勇気が出なくて、でもやってみようかな、と思われた今こそ、始めるチャンスです。まずは、相談から始めましょう。

自分の歯並びはどうやって治すんだろう、どんな装置を使って、費用はどのくらいで、治療期間は...?と、わからないことや不安なことでいっぱいだと思います。不安に思われるのは当然なのですから、1つずつ解消していきましょう。

いきなり相談に行くのは少し...と思われる方は、メールでご相談ください。じっくりと読ませていただき、お返事いたします。早く、一気にわからないことを解消したいと思われる方は、初診相談のご予約をお願いします。メールでもお電話でもどちらでも構いません。

成人矯正のメリットと留意点

<メリット>
・歯並びがきれいになることで、笑顔に自信が持てるようになります
・歯並びが整うと歯磨きがしやすくなり、虫歯・歯周病になりにくくなります
・外国の方と仕事をされる場合にも、自信を持って口元を見せられるようになります
・よくない咬みあわせを治すことで、顎関節症などを防ぐことができるようになります

<留意点>
・年齢とともに歯周病が進んでいることがあるので、精密に検査する必要があります
・顎の関節も症状をお持ちの方が多いので、精密に検査する必要があります
・子どもと比較すると歯の移動のスピードは落ちます
・被せ物や神経の治療をした歯がある場合、なるべくそのような歯を抜いて、治療をしていない歯を残すようにするため、治療期間が少し長めになることがあります

成人矯正で使用する装置

リンガルブラケット成人矯正で使用する装置
歯の裏側に装置をつけるので、表側からはまったく見えません。

ラビオリンガルブラケット成人矯正で使用する装置
表から見える上顎は裏側に、唇で隠れて見えない下顎は表側につける方法です。装置が見えることによるストレスもなく、また、装置が舌にあたりやすい下顎の装置を表側につけることにより、快適に治療を受けていただけます。

表側矯正(唇側矯正)治療成人矯正で使用する装置
昔は金属製の装置が当たり前で、銀色でよく光り、目立っていました。今では、透明な装置も主流の1つとなっています。当院では、透明な装置を使用し、ワイヤーも白くて目立たないものを選択しています。

マウスピース治療成人矯正で使用する装置
食事や歯磨きのときに装置を外せるので、食事に支障はなく、歯磨きも普通にできるので簡単ですし、虫歯になりにくいです。


子どもの矯正

適切な時期に矯正治療を始めるために、早めの来院をお勧めしています。丁寧なカウンセリングによって、お子さまからも保護者の方からも不安を取り除きます。

子どもの矯正

「前歯が目立つけれど出っ歯なのかな?」「前歯が斜めに生えてきたけれど大丈夫なのかな?」など、大切なお子さまの歯並びは気になりますよね。

乳歯のときはきれいに並んでいたのに、永久歯が生えるにしたがってどんどん歯並びが悪くなってきたりすると「矯正は必要なのかな」とか「いつ頃から始めたらいいんだろう」ということで悩まれると思います。

成長するお子さまのお口の中はどんどん変化していきますし、歯並びがどのように変化していくのかの予想がつかないですよね。そのようなときは、ぜひ一度当院までご相談ください。

子どもの矯正を積極的にお勧めする理由

子どもの矯正当院では、お子さまの時期に治療を始めることを積極的にお勧めしています。というより、どうしても、みなさまの大切なお子さまに、子どもの時期に矯正治療を受けさせてあげてほしいのです。

【理由1】歯を抜く可能性が少なくなります
矯正治療が必要となる大きな原因は、顎が小さいためです。そして歯の大きさも、昔に比べると大きくなっています。小さい顎に大きな歯が入りきらずに、がたがたの歯並びになっていることが多いのです。

【理由2】自分で付け外しができる装置(床装置)を主に使用します子どもの矯正
もうひとつは、ほとんどが、床矯正装置で治療が済むからです。

床矯正装置(入れ歯のような自分で付け外しができる装置)を使って顎を拡げてあげることで、永久歯が並ぶだけのすき間を作ってあげるわけです。1週間に一度0.25mmずつ、保護者の方に装置のネジを回して装置を広げていただき、少しずつ拡げていきます。

この装置は自分で付け外しできるため、食事や歯磨きのときも外せるので、注意しないといけない食べ物はありませんし、歯磨きがとても楽で虫歯になる心配がありません。学校につけていく必要もないので、友達に装置を見られる心配もありません。夜寝るときだけつけて、朝起きたら外して学校に行ってください。それでも十分に効果はあります。

床矯正装置は顎を拡げる装置ですので、これだけでは完全にきれいに並ばないこともあります。そのようなときは、ワイヤーを一時的に使って並べたり、そのほかの装置を使ったりすることもあります。

また、顎を拡げて並べるのがどうしても無理な場合や、顎を拡げて並べれば並ぶけれども永久歯を抜いて治療したほうが口元のバランスがよくなる場合などは、初めに保護者の方と相談させていただき、成長が落ち着いてから歯を抜いて治療することもあります。

【理由3】顎の大きさのアンバランスも治療ができます子どもの矯正
受け口や出っ歯の方の歯並びが、歯だけの問題でなく、顎の大きさのアンバランスが影響していることがよくあります。受け口も、下顎が大きい場合、その下顎は問題ないのだけれども、逆に上顎が小さい場合もあります。このような顎のアンバランスを改善する治療は、成長期の子どもでなければできません。大人になると顎の成長がないために、アンバランスの改善をするためには手術しか方法がなくなります。

そのような意味からも、子どもの時期に矯正治療を始められることを積極的にお勧めします。

子どもの矯正治療を始める最適なタイミング

子どもの矯正お子さまの矯正治療を始めるのに最適なタイミングは、1人ずつの症状も成長の進み具合も異なりますので、みなさま異なります。お友達がまだ治療をしなくて大丈夫でも、お子さまがまだ治療をしなくても大丈夫とは限りません。逆にお友達が治療を始めていたとしても、お子さまが同じように治療を始めるタイミングであるとも限りません。

日本矯正歯科学会では、7歳までに矯正専門の医院で検診を受けることをお勧めしています。しかし、中にはもっと早く治療を始めないといけないお子さまもいらっしゃいます。私たちにとって最も悲しいことは、手遅れになってしまっているお子さまを診せていただくときです。

もちろん、さまざまなリカバリーの方法、技術はあります。しかし、大がかりな装置が必要となってお子さまの負担が大きくなり、場合によっては歯を抜かなければならないなどのデメリットが生じます。そのようなことがないように、初診相談を気軽に受けていただきたいと思います。

相談に来られるのが早すぎて悪いことはまったくありません。もし、幸いにも早すぎる来院でも、虫歯のチェックもできますし、半年ごとなどに定期的に来院していただき継続的にチェックすることもできますので、来ていただくメリットは十分にあると思います。ぜひ、お気軽にお越しください。

こんな声もあります子どもの矯正
実際に子どもの頃から矯正を行い、治療を終えられた方の感想を伺ってみると「子どものころに親に連れられて矯正治療をしていたけど、今は本当に感謝している」というご意見や、「女の子なので、子どもの頃にきれいな歯並びにしておいてもらって本当によかった」というお言葉が多く、その効果のほどが伺えます。

もちろん子どもですから嫌がるかもしれませんが、いつか必ず矯正の成果を実感するときが来ます。お子さまのことを思うならば、幼少期からしっかりと歯を矯正してあげることが大切です。

子どもの矯正で行うこと

子どもの矯正【1】歯ブラシの基本を身につけていただきます。また歯並びに影響する習癖(爪咬み、指しゃぶり)、舌の習癖があれば、これを改善していきます。
乳歯の虫歯は、歯の正しい交換を妨げる原因となります。正しいブラッシング法を身につけることは、虫歯を予防するだけでなく歯並びにとっても大切です。また、悪習癖は将来の歯並びに影響します。

【2】顎の骨の成長をコントロールします
たとえば、前歯の咬み合わせが逆(反対咬合)の場合、上顎が前に成長しようとしても下の前歯によって妨げられ、前方に成長できずに骨格的な反対咬合となってしまうことがあります。

また、咬み合わせのずれが原因で下顎が左右どちらかにずれていると、顎の成長も影響を受け、骨格的に左右アンバランスになることがあります。こういった状態の場合は、早期に正しい咬み合わせに改善し、正しい骨格の形成を促す必要があります。

子どもの矯正【3】大人の歯(永久歯)が生えてくるためのスペースを作ります
昨今の子どもは、顎が小さくなり、歯は大きくなる傾向があります。そのために永久歯の生えるスペースが不足し、八重歯になったり叢生になったりするお子さまがとても多くいらっしゃいます。また、乳歯が虫歯などで早期に抜けてしまい、そのままにしておいたために、6歳臼歯がどんどん前に寄ってきて、小臼歯が生えるすき間がなくなって「生えて来ない」と来院されるお子さまをよく見かけます。

乳歯の脱落で空いたスペースを確保したり、6歳臼歯を後方へ動かしたり、歯列を拡げてあげることで、永久歯の生えるスペースを確保します。

【4】負担の少ない装置を使用します
たとえ小さなお子さまでも、歯に付けた矯正装置は気になるものです。コンプレックスのない明るいお子さまに育っていただくためにも、子どもにとって精神的な負担の少ない装置を使用しています。


矯正経験があるスタッフが具体的な質問にお答えします

「治療中、不便に感じることは何だろう」「痛みはどれくらい続くのかな」このような疑問に対して具体的にお答えできるスタッフがいます。

万全のサポート体制

矯正治療中はどんな生活になるんだろうと、初めて経験する矯正治療に不安を感じる方はたくさんいらっしゃいます。そんなとき、実際に矯正治療を行った人の話が聞けるのは、心強いと思いませんか?

当院のスタッフの中には、表側の矯正治療を経験した者、裏側矯正(舌側矯正)治療中の者が在籍しています。つまり、矯正経験者から直接治療に関する説明を受けたり、治療中の具体的なアドバイスがもらえたりするのです。経験者だからこそわかることがたくさんあります。ご来院の際には、ぜひお声がけください。

コミュニケーションを大切にしています

万全のサポート体制歯科医院に限らず、医者に行くときは誰もが緊張するものです。そんな緊張を少しでも和らげたいという思いから、当院では治療以外の会話も大切にしています。もちろん、無理にお話をするわけではありませんが、ちょっとした世間話や日々の出来事をお話することで、患者さまとの"心の距離"を少しでも縮めたいと思っています。

そうしてコミュニケーションを図ることで、治療に関する疑問や不安な点も話しやすい雰囲気になると考えています。矯正治療は長期間にわたるものです。コミュニケーションを通じて信頼関係を築き、少しでも患者さまがリラックスして来院できる体制を築ければと思います。

理想の歯並びを実現するために時間をかけてお話を伺います

当院ではカウンセリングを重視し、患者さまの思いを大切にしながら理想の歯並びを実現します。

丁寧なカウンセリング

カウンセリングは、治療内容や使用する装置、治療の流れなどをご説明しますが、最も大切にしているのは患者さまのご要望にしっかりと耳を傾けることです。そのため、カウンセリングの時間は十分に確保いたします。

ご要望と言われると少し堅苦しいと思われるかもしれませんが「どうして矯正したいと思ったか」「どの部分がどう気になっているか」など、ざっくばらんにお話しください。ご自身の歯並びに関する思いを打ち明けてさえいただければ、それに適した治療計画をご提案します。

もちろん複数のご提案をします。疑問や不安な点を解決しながら、一緒に最も適した治療方法を考えましょう。

本当に矯正治療が必要かどうかを見極める、的確な診査診断

丁寧なカウンセリング矯正をご希望される方の中には、治療が必要でない患者さまもいらっしゃいます。「周りの子が矯正を始めたからうちの子も心配」「子どもの歯並びが気になるけど自分では判断できない」など、保護者の方が不安になって来院されるケースがよくあります。

当院ではお子さまの成長予測のもと、本当に矯正治療が必要かどうかを的確に診断します。必要と診断した場合でも症状によって始めるのに適した時期がありますので「来院=すぐに治療開始」になるとは限りません。お子さまの歯並びが気になる方は、まずはご来院ください。ご質問や疑問点に丁寧にお答えします。

より良い治療を提供します

当院の院長と副院長は、矯正歯科を専門に行う歯科医師です。

院長あいさつ

矯正治療は治療期間が長くかかりますし、お子さまの場合は、成長に合わせた診査診断、そして最適な治療が求められます。そのため矯正治療には、より専門的な知識と高度な技術が求められます。

小学生より前

小学生より前乳歯のときにすきっ歯でないと、永久歯の並ぶすき間は足りません。

まだ乳歯であるこの時期は、成長とともに少しずつ歯並びの問題が明らかになってくる年代です。できるだけ早い時期に顎の成長を利用した矯正治療を行うほうがいいのか、しばらく経過観察をするほうがいいのか、きちんと見極める必要があるでしょう。

子どもの場合、6~8歳頃になると上顎が急速に成長します。その後、10~13歳頃に下顎が成長します。この時期に顎の突出、顎の成長の遅れが見られる場合は、早めに対処することをお勧めします。歯並びが気になるお子さまは、できれば小学校に上がる前に一度ご来院ください。

小学生

小学生この時期に治療をスタートすることで、将来抜歯をせずに済む可能性が高まります。

小学生の前半で、お子さまの歯は乳歯から永久歯へと生え変わります。顎の成長を利用できる時期でしたら、床矯正などによって歯がキレイに並ぶようにスペースを作ります。また高学年になると、大人と同じようにワイヤーによる矯正も行います。

矯正治療が必要かどうかの判断は、歯の生え変わりが1つの目安となります。また、歯並びだけでなく歯の状態なども含めたトータルで診断しますので、虫歯のリスクなども早期に発見することができます。健康診断と同様、小学生の頃から歯医者に通う習慣をつけて、お子さまに歯のトラブルがない人生をプレゼントしましょう。

中学生・高校生

中学生・高校生この時期は、保護者の方の歯並びに対する思い次第で、お子さまの歯並びが決まります。

中学生や高校生になると、自分の外見が気になる年頃です。また、ちょっとしたことで悩みやすい時期でもあるので、歯並びが悪かったりうまく発音できなかったりすることは、とても大きなコンプレックスになるでしょう。そうなると人前に出るのが嫌になり、人とのコミュニケーションが取れないなど、何事にも消極的になってしまうかもしれません。

この時期になると裏側矯正(舌側矯正)もできますし、見えにくい白いワイヤーなどもご用意しています。学校生活に支障がでないよう、お子さま一人ひとりに合わせた治療計画をご提案します。

大学生

大学生大学生になると、留学や就活、恋愛などをする機会が増え、いっそう歯並びが気になります。特に就職活動では、口元の美しさが面接官に与える印象は少なくありません。また、いずれ矯正しようと思っているなら、社会人になると制約が多くなるので、ある程度自由がきく学生時代に治療を終わらせてしまうほうが、メリットが大きいでしょう。

20代~30代

20代~30代アメリカやヨーロッパでは、歯並びがキレイなことは常識です。そのため日本でも、グローバルな活躍を望むなら、矯正治療を受ける必要性は高まっています。また女性の場合は、キャビンアテンダントや受付など、職業によって美しい口元を求められることがあります。男性でも、矯正することで営業やプレゼンテーションといった人前でのお仕事でも、自信をもって臨めるようになるでしょう。

社会人の場合は、仕事やライフスタイルに合わせた矯正治療をご提案します。上顎に裏側矯正(舌側矯正)、下顎に表側の矯正をするハーフリンガルなら目立ちにくい上、会話もスムーズにできます。社会人の方に人気の矯正治療です。

40代以上

40代以上40代以上になると、加齢による歯のトラブルが増えてきます。そのため、矯正治療だけではおさまらないケースも出てきます。歯周病が進んでいる方なら、まずはしっかりと歯周病の治療をしなければ、矯正をしても意味がありません。また、全身疾患をお持ちの方なら、矯正治療が適応できない場合もあります。

歯はいくつになっても動きますし、矯正治療は何歳からでも始められます。ただ、その方に合った治療方針をしっかり立てることが、若い方よりもより一層求められます

初めての方へ

来院されてから、診療までの流れをご説明します。矯正治療は患者さまのペースに合わせて無理なく行っていきます。

初めての方へ

初めて矯正するとき、誰でも心配するものです。心配されるお気持ちは、勝手がわからないのですから、至極当然なことです。

初めての来院の際には、どのような心配をお持ちで、どのようなところをどのように治したいのかということをお話しください。そのあと、お口の中を見せていただき、治療の方法、治療期間、費用などをお話しさせていただきます。

実際に治療に使用する装置を手に取ってご覧いただくことができますので、どのような装置を使用して治療するのかをよくわかっていただけると思いますし、また、どのような目的でどのような検査をするのかということも説明させていただきます。

初回はここで終わりにし、お帰りいただいてからご検討ののち再度ご来院いただいても構いませんし、その日に検査をすることも可能です。

当院の治療の流れ

【STEP1】ご予約治療の流れ
ご予約は、お電話または予約フォームよりお願いします。ご連絡をお待ちしています。

初回無料相談をご希望の方はこちら

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【STEP2】初診ご来院(1時間程度)治療の流れ
●問診票記入
受付にて、必要な事項を問診票にご記入いただきます。

●カウンセリング
歯並び、口元などで気になる点についてお話をお伺いします。そのあと、気になる点を治す方法、使用する矯正装置、治療に必要な期間、矯正治療費、それぞれの概要をお話しさせていただきます。ご希望の方には、検査の説明もさせていただきます。

※スケジュールの状況により、検査は当日でも可能です。

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【STEP3】検査(1時間程度)治療の流れ
治療計画を説明するために必要な資料を採らせていただきます。歯型、レントゲン、お口の写真、唾液検査、顎の関節の検査などです。

検査の費用についてはこちら

※治療計画のご説明までに、1~2週間かかります。

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【STEP4】治療計画の説明(30~60分程度)治療の流れ
具体的な治療方法、治療期間、治療費用などをお話しします。納得していただいた上で、治療開始となります。

※当日から治療を始められます。

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【STEP5】治療(1回60分程度)治療の流れ
まずは、歯磨きの状態のチェックから始めます。さらに、装置の状態、歯肉の状態、虫歯のチェックをしたあとに、きれいにクリーニングし、矯正治療に入ります。装置を装着する、調節するなどして歯に力をかけて動かしていきます。

治療が終わったところで、その日の治療内容の説明と次回の治療内容の説明をさせていただきます。最後に、受付で次回の診療の予約をしていただいて終了です。

費用に関してはこちら

※通常次回の治療までの間隔は3~4週間です。

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【STEP6】メンテナンス(1回40分程度)治療の流れ
きれいな歯並びになり、患者さまに納得していただいたところで装置を外します。しかし、まだ安定していない歯をそのままにしておくと、もとに戻ろうとします。それを安定させる治療がメンテナンスです。

メンテナンス期間中は基本的にはご自身で装着していただく装置を使用しますので、食事、歯磨きはとても楽です。少しずつ使う時間を減らしていき、安定の確認をします。以降は毎回来院時に、装置のチェックとともにクリーニング、虫歯のチェックをします。

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【STEP7】メンテナンス終了治療の流れ
おめでとうございます。メンテナンスの装置を頑張って使っていただき、歯の安定が確認できたところでメンテナンスは終了します。

このあとは、特に次回の予定などはお取りしないのですが、気になるようなことがあればいつでもご連絡ください。もちろん遊びに来られる方も歓迎です。

矯正治療は美容ではなく"医療" です

当たり前のことですが、歯科医院は"病院"です。矯正治療はエステとは違うものと考えています。

矯正治療の本当のメリットとは

矯正治療を行う目的は、歯並びを治すだけだと考えている方がたくさんいらっしゃいます。もちろん、見た目をキレイにすることは大きな目的の1つですが、歯並びや咬み合わせを悪いまま放っておくと、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。口元だけでなく、全身のことを考えた治療が、本来の矯正治療の目的なのです。

矯正治療はなぜ必要か

矯正治療のメリットとは歯並びや咬み合わせが悪いと、以下のようなデメリットがあります。

●虫歯や歯周病になりやすい
●食べ物を咬む機能が低下する
●発音がしにくくなる
●あごの関節に負担をかける
●歯並びがコンプレックスになってしまう
  など

これらは、体にだけでなく、心にまで悪い影響を及ぼすこととなります。

矯正治療は、これらの予防や治療を行い、咬む機能を回復させ、きれいな歯並びとともに笑顔の似合う美しい口元に整えることも大きな目標です。矯正治療によって、歯並びや咬み合わせなどの口元の悩みが解決し、健康な体と心で自信を持って笑っていただけるようになります。

矯正治療をする主なメリット

顔全体のコンプレックスが解消します矯正治療のメリットとは
歯並びがキレイになると口元が引き締まり、笑顔に自信が持てるようになります。また、鼻と顎の先端を結んだエステティックラインが整って横顔が美しくなり、輪郭がすっきりします。

咬み合わせを改善します
咬み合わせが悪いままだと、食事がしっかり摂れません。咀しゃくがきちんとできないと胃や腸に負担がかかり、全身に悪影響を及ぼします。また、歯並びが悪いままだと発音や顎、顔、さらには顎関節や筋肉に影響し、肩こりや頭痛、姿勢の悪さなどの原因となります。

歯を長持ちさせることができます
歯列の並びが悪いと、歯磨きがしっかりできません。そのため、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。矯正治療を行えばプラークコントロールがしやすくなり、咬み合わせを改善すれば歯にかかる無駄な力を取り除くことができます。そのため、将来的に自分の歯を長持ちさせることができます。

矯正歯科医院と一般歯科医院の違い

【1】矯正治療専門の治療矯正治療のメリットとは
矯正歯科医院は、歯並び、咬み合わせの治療を専門としています。歯科も医科と同じで、多くの専門分野に分かれます。歯並びを治す矯正歯科、虫歯の治療も神経の治療までいってしまうと歯内療法科、神経にいかない治療は保存療法科、そのほか顎などの大きな手術とともに難しい親知らずなどの抜歯を手がける口腔外科、など10以上の専門分野に分かれます。

しっかりした、信頼できる治療を希望されるのであれば、各専門分野の歯科医師から治療を受けるのが最善です。当院は矯正歯科専門の医院として、矯正歯科に特化した治療を行っており、虫歯などその他の分野の治療は、提携させていただいている信頼できる先生を紹介し、安心できる治療を受けていただいています。

【2】通院は、1か月に一度
矯正治療は、基本的に3週間~1か月に一度の来院間隔となります。虫歯の治療と異なり、体の反応を利用する治療のため、2~3日に一度来院していただいても歯は動いてくれません。3週間ごとに力をかけてあげることで、健康的に歯が動いてくれます。

【3】常勤の矯正歯科専門の歯科医師が担当矯正治療のメリットとは
矯正治療は専門性が高いため、卒後、歯科医師免許を取得してから大学病院などの特別システムでトレーニングを受ける必要があります。毎日、朝から夜まで学んで治療をしても、一人前になるのに5年はかかります。矯正治療は矯正歯科専門の歯科医師にかかることをお勧めします。

また、治療中に装置が外れたり痛みが出たりする可能性もあり、そのような場合でも矯正歯科専門医院であれば、常に専門の医師が十分に対応できるため安心です。

顎の位置や口全体のバランスを考えた矯正治療

当院ではただ単に口元をキレイにするのではなく、機能に支えられた美しさを追求する矯正治療を行っています。

「美しさ」+「機能性」

患者さまの理想を実現する矯正治療がしたい。

それが開業以来変わらぬ当院の想いですが、当院が考える"理想の矯正治療"とは、ただ歯をキレイに並べることではありません。食べ物をしっかり咬み、正しい発音ができるといった口元が本来もつ機能を、全身、トータルビューティー、ビューティフルライフを改善しながら歯列の美しさを追求する矯正治療です。

そのためには的確な診査診断に基づき、患者さまの想いを形にするだけのテクニックが求められます。また、矯正を始めるに適した時期の見極めや、ライフスタイルを考えた装置の提案など、豊富な臨床による矯正医としての経験も必要です。

昨今は気軽に行える矯正治療がクローズアップされていますが、口元本来の機能と美しさを取り戻すには、ある程度の治療期間とコストがかかります。当院では、矯正歯科治療を専門に行う歯科医師が、責任を持って患者さまの理想の口元を実現できるよう尽力いたします。

歯並びが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの新しい人生の第一歩を、私たちがサポートします。

患者さまの個性を大事にした無理をしない矯正治療

「美しさ」+「機能性」当院が大切にしているのは、患者さま一人ひとりに適した治療方法をご提案することです。同じような症状でも求めるものやライフスタイルが違えば、おのずと治療方法も違ってきます。また、たとえば個性を無視して無理に治療をしても、「キレイに並んでいるが上手く咬めない」「咬み合わせのバランスが悪い」などの問題が起こる可能性があります。

最近は非抜歯矯正が注目されていますが、無理をして歯を残すのであれば抜歯したほうが歯並びもよく、機能的にも優れる治療結果となるケースがあります。歯を抜くにしろ、抜かないにしろ、患者さまの個性や将来を見据えた上で治療方法を選択することが大事なのです。

当院では的確な診査・診断のもと、患者さま一人ひとりに合った最適な治療方法をご提案します。またそれは歯をキレイに並べるだけでなく、機能的にも優れ、ひいては全身の健康まで考えた矯正治療です。

機能の先にある"美しさ"を追求します

「美しさ」+「機能性」アップルの創始者であるスティーブ・ジョブスは「デザインとはどう見えるかではなく、機能そのものなのだ」という言葉を残しています。つまりアップルの洗練されたデザインは、美しさを追求した結果として生まれたわけではなく、必要な機能を追求した結果として生まれたのです。また、美しさも外見だけではありません。蓋をとって中を見ても、部品が整然と美しく並んでいます。

矯正歯科にもこれと同じことが言える、と当院では考えています。機能を追求するからこそ本来の口元の美しさが取り戻せるのであり、見えない部分でも手を抜かずにしっかりと丁寧に治療を施すことが大切なのです。

●ロスフィロソフィーとは
アメリカの矯正歯科医師であるロナルド・ロス先生によって、40年におよぶ臨床経験と研究活動から確立された矯正歯科治療の診断と治療システムです。これまでの矯正診断ではあまり重視されていなかった顎の位置や機能的な咬み合わせを客観的に診断し、治療に反映させることが特徴です。

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