乳歯のときにすきっ歯でないと、永久歯の並ぶすき間は足りません。
まだ乳歯であるこの時期は、成長とともに少しずつ歯並びの問題が明らかになってくる年代です。できるだけ早い時期に顎の成長を利用した矯正治療を行うほうがいいのか、しばらく経過観察をするほうがいいのか、きちんと見極める必要があるでしょう。
子どもの場合、6~8歳頃になると上顎が急速に成長します。その後、10~13歳頃に下顎が成長します。この時期に顎の突出、顎の成長の遅れが見られる場合は、早めに対処することをお勧めします。歯並びが気になるお子さまは、できれば小学校に上がる前に一度ご来院ください。